今日も今日とてスタジオ入ってきましたよー。三人ですよー。たかつぐ早くバイト終わらせてよー。三人だったら何していいかわかんないよー。
恋の一向聴の間奏でめっちゃ戸惑うよー。
そんな感じのスタジオでしたが、ようやく新曲が形になってきたのです。
その名も…
「KENZONE」!!
意味不明ですよこれwwwなんだこれwww
この曲はね、ある昔話を基にして作られているんですよ。
そしてこれにまつわる昔話なんですがね…
あるところに一人の青年がいました。彼は大層麻雀が好きで、よく自分の家で開催していたのです。彼の家は他のメンツの家からはとても遠く、藤の花が咲き誇っていたことから「遠藤荘」と呼ばれるようになったのです。その遠藤荘は連日連夜彼を中心に麻雀が大盛況。毎日のようにその競技が行われていました。
そんなある日です。妙な噂が遠藤荘に流れるようになったのです。
「窓側の席で打つと勝てない」
雀士にとってジンクスというのはとても大切なものです。もちろんその話に根拠はありません。負けがこむと人はその時の印象が鮮明に残ってしまうもの。ただの偶然に過ぎないのかもしれません。ですが、事実そこの席は必ず何か起きた。必ず。そういったことから、その席はいつしか呪われてると言われ、敬遠されるようになりました。
青年はとても悩みました。席が平等でなければ、勝ち負けに不備が生じてしまう。その席のせいではないとしても、やってる人はその席が悪いとのたまうかもしれない。すると人間関係は険悪になっていく。この雀荘もいずれなくなってしまう。どうすればいいのだろう?
青年は一ついいことを思いつきました。霊能者に見てもらうことにしたのです。呪いなんかあるはずがない。それをみんなの前で証明しよう。そうすれば席の不平等さなんてなくなるだろう。
早速青年は霊能者を呼び、みなを集めました。
「さあ、霊能者さん。ここの席を見てくれ。何かいるかい?」
みんなはその状況を食い入るように見つめました。誰もが音を立てることを本能的に拒みました。静寂があたりを包みます。すると霊能者がそ思い口をゆっくりと開きました。
「…これは…、」
「な、なんなんですか?」
その時霊能者の手にしていた水晶玉にパキッという音とともに亀裂が入り、ついにはバリンと真っ二つに割れました。
「これは…私の手には負えない…」
霊能者は逃げるようにその場を去ったのです。
その時その場にいた全員が見ました。それを。窓側の席に佇むそれを。
そこにいたのは…
一匹のハムスター 「けんぞう」 の霊でした。
その目はとても凶暴でした。皆無意識に後ずさりをして、離れようとします。
だが、その恐怖からは誰も逃れられないのです。みなの頭の中にひどくゆっくりとした声が響きました。
「点棒をよこせ」
と。
という感じの昔話が元になっている曲なんですよねー。これはメロディも出来たので、あらかた完成です。あとはねえさんに覚えてもらったりアレンジしたり。味付けですよね。もうできたも同然ですよこれ。まじよかったー。
そしてもう一曲できそうなんですけどね。
その曲名が、
「急げ!Foundation」
ですwwwwww